みなさんこんにちは。がんつげです。
前回CTを撮った結果、なぜだかわからないけどがんが小さくなってきていたため手術で摘出できる可能性が出てきました。
詳細に検討するためにはMRI撮影が必要とのことだったので、この度MRIを撮ってまいりました。
結果としてはやっぱり手術は難しいとの結論でした。残念だね。
MRIの撮影
いつものCTとはちょっと違う雰囲気でした。
動きに制約がある
CTは撮影時に息を止める必要がありました。
MRIはどうかなと思っていたら
撮影中は頭を動かさないでください。
舌も動かさないでください。
唾も飲み込まないでください。
1回の撮影時間は1分から3分です。
という感じでまあまあハードルが高かったです。息を止めるほうがまだ楽。
ちなみに頭を固定する道具が用意されていたりするのですが、サイズがでかすぎてそれらは撤去され、更にそのままだと穴に入らないので
縮んでください
などと言われるなどしました。肩をすぼめたらどうにか入ったので事なきを得ました。
欧米人とか絶対自分よりサイズデカいやついると思うんだけどどうしているのだろうか。
造影剤も必要
事前にMRIの撮影も造影剤の投与が必要だと言われていました。つまり注射されます。
CTの場合は撮影前の待機中に刺されるので今回もそのパターンかなと思っていたら何故か普通に始まりました。
造影剤は不要なのかな?注射されないの最高
と思っていたら途中で看護師が入ってきて造影剤入れるためにお注射しますねーとのこと。やはり注射からは逃れられないらしい。
その辺はもう諦めているのでまあいいとして、今回は何故かいきなり手の甲の血管を探し始めました。
え?MRIは肘の内側から点滴とるんじゃないんですか?
いえ、普通は肘の内側の静脈を探すのですが、がんつげさんは血管が探しづらいと申し送りされていたので…。
というわけで血管の見つけづらさに定評がついてしまったようです。
ちなみに看護師さんが頑張った結果肘の内側でちゃんと血管を見つけていただけました。ワイクラスになると看護師のスキル差が如実に現れるのでなかなか経験値高い看護師だったのかもしれません。
磁力がすごい
検査の終盤だけでしたが、撮影中に背中の筋肉がピクピクする現象が起きていました。
多分すごい強力な磁場が発生していたんだろうなアレは。
検査前に金属製品が身についていないかしつこいほど確認されるんだけどそういうことなんだなと納得。
非接触で筋肉に干渉するくらいだから発熱して火傷程度じゃ済まないわ。
検査結果
検査結果はお電話でお知らせいただきました。
電話だと診療報酬発生しないけど大丈夫なのだろうかと若干思いましたが向こうから電話をかけてきてくれたのだから気にしないことにします。
検査結果ですが、がんが気管や食道、血管にくっついているようなので手術は難しいだろうという結論に達しました。
仮に手術を実施する場合は、がん細胞を残さないためにも気管等もごっそり切除することになります。しかし血管を取り除くわけにはいかないのでそこまでしてもがん細胞を完全に取り除くことが難しいです。
平たく言うと手術やるなら声を失うけどそれでも再発・転移の可能性が高いからやめといたほうがいいよ、とのこと。
さすがに声を失うのはその覚悟ができてないのでちょっと嫌ですね…。
今後の方針
結局手術は難しいだろうとのことなので、基本は今まで通りということになりました。
- がんが成長したら治験に入る
- そのために肝臓の数値をよくする必要があるのでダイエットをする
がん自体は小さくなってきているようなのでまだしばらくはアップデートなさそうですね。
ニート生活を満喫しようと思います。
まとめ
がん細胞も小さくなってきているし手術できるんじゃないかと思って検査したけどやっぱり駄目だったんで今まで通り様子見です。
元に戻っただけなんですが、前回のお話でちょっと期待してたから残念な気持ちがデカいですね。疲れちった。
まあ今すぐ死ぬわけでもなさそうなので安心して世界一周旅行でもしてきます。
でわでわ。ごきげんよう!
コメント
こんにちは。
始めてコメントさせて頂きます。
夫が今戦っている癌と同じで辿りつきました。
夫は左甲状腺の未分化癌摘出の手術の為入院し、術前に再度検査した結果、動脈や気管および食道にまで到達している可能性が高いと診断され、今回の手術をしても、取りきれない可能性が高く取りきれない場合、再発がおき死亡する可能性大と言われました。
もう一つの可能性としては、食道までごっそり切除(そのかわり声を失う)
ただし、動脈の腫瘍を取れきれなかった場合はそこから再発する。と言われました。またこの手術の場合大がかりで、更に大きな病院での手術が必要とのこと(入院したのが甲状腺専門病院だった為)で、早くても2〜3週間後と時間もかかると言われ。。この選択をするのを迷いました。
結果、夫は、取りきれない覚悟の上、前者を選択しましたが、動脈から腫瘍が剥がせ、食道にも浸潤はしておらず、気管、リンパ節一部切除の手術で、目に見える腫瘍を取ることができました。
9月より放射線治療が始まります。
まだ再発、転移の恐れもありますので油断はできませんが、こんな例もあったと言うことを知って頂けたらと思います。
ちなみに、夫は抗がん剤全く効果がありませんでした。
がんつげさんは抗がん剤が効いているので、さらに小さくなる可能性もあるかと思います。
どうか希望を捨てないようお身体ご自愛下さい。
長々とすみません。。
にゃんこさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
お医者様にも、どんなに事前検査をしても実際には開いてみないとわからないことが多いとは言われているので、まだ一応手術の可能性を探ってます。今後の治験で腫瘍が小さくなればそのへんのリスクも小さくなると考えているので、まだ希望を持っていますのでご安心ください。
旦那様の状況は私とかなり似ているようですね。私も左側の甲状腺に未分化がんがあります。手術がうまくいっているようで良かったです。まだまだ大変だとは思いますが、このまま回復されることをお祈りしております。
ありがとございます。
私もがんつげさんの治療が上手かいき回復することを祈っております。