みなさんこんにちは。がんつげです。
がんの治療に専念するという名目で休職して2ヶ月が経過するわけですが(有給消化は含まず)、勤めている会社とは少ないながらなんやかんやとやり取りが有ったりします。
主に保険の話とか休職関連の手続きとかそういう諸々ですね。
今回はその中でもがんつげがお金を払うことになった件についてご紹介します。
特にブラックな会社に勤めているというわけではなく、住民税やらの源泉徴収されている費目についての正当な請求なのでご安心ください。
会社からの通知
ある日会社から以下の通知が書面で届きました。
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!会社から給料が支払われると思ったら、逆に金を請求された。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…
という感じで一瞬ポルナレフ状態だったわけですがちゃんと内容を確認したらまあしょうがないかなという感じでした。
なぜお金を払うのか
結論から申し上げると、会社が立て替えている税金関係の支払い分を入金してくれよということです。
今までは給与から天引きされていて気にもしていなかったものが可視化された感じです。
支払いの費目
色々と見えちゃうので画像はありませんが、給与から控除されている費目としては以下のようなものが挙げられます。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険料
- 厚生年金
所得税・住民税
所得税・住民税は2022年支払い分の源泉徴収です。
給与がないので源泉徴収も何も無いような気もするのですが、会社の仕組み的に仕方ないかなーという感じですね。休職している社員だけ徴収しないとかの個別手続きするのは面倒くさそうですし。
最終的に年末調整でほとんど返って来るからそんなに気にしなくてもいいかなと思っています。まあそれまで生きていればの話ですが。
ちなみに給料が貰えなくとも傷病手当金を申請すると今までもらっていた給与の6~7割ほどが支給されますが、こちらは所得として課税されないので税金を気にせず受け取ることが出来るので大変ありがたいです。
健康保険料
健康保険料は病院での支払い自己負担が3割になるとかのアレです。
基本的に全国民が支払う必要があるものですし、そもそもかなりお世話になってるのでこの支払いはしょうがないですね。CT1回で自己負担1万円くらいかかるのでコスパは抜群です。
厚生年金
これも基本的に全国民が支払う必要があるものなのでしょうがないですね。
ただ余命宣告までされているのにこのまま年金を支払い続ける意味があるのだろうかと腑に落ちないところはありますが…。
いろいろ調べてみましたがこの手の社会保険料はどんなときも支払義務があるようです。
いつから支払うことになるのか
特に社会保険料(健康保険料、年金)については毎月納める義務があるので、基本的には休職した月から支払いが発生します。
がんつげの場合、休職してから2ヶ月目に支払いが発生しました。
勤めている会社の健康保険組合がそこそこ優秀で、休職1ヶ月目までは満額給料が支払われていたためです。一部上場企業はやはり違いますな。
いつまで支払うことになるか
どっちも税金みたいなものなので病気だから払わないとかそういうのは基本的に無さそうです。
社会保険料は国民の義務なので基本的にずっと支払う必要があります。4~6月の給与金額に応じて標準報酬月額が決まるので、長期間休職していればそのうち負担が軽くなるくらいでしょうか。
ただし標準報酬月額が下がると傷病手当金も下がるらしいのでどっちが良いのかちゃんと考える必要がありそうですが…。
所得税・住民税は所得がなければ支払う必要がないので、1年以上休職していればそのうち払わなくても良くなるかもしれません。ただ長すぎると職を失うので諸刃の剣ですが。
まとめ
がんにかかってからというもの税金やら社会保険料やらに詳しくなってきています。
ガッツリ恩恵を受けている身分なので文句は全く言えないんですが、自分で手ずから税金を納めていると結構エグい金額持っていかれるなということに気付かされます。息をして生きるだけでもお金がかかります。
日本の社会保険システムはかなり優秀だなあと思う毎日です。そんなことに気づかないほうが幸せだとは思いますが、有事の際に備えてみなさまも一度保険制度について確認してみてはどうでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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