みなさんこんにちは。がんつげです。
先日がん保険の保険金が振り込まれました。余命半年宣言もありましたので結構な金額が入りました。
請求始めてから支払いまで1ヶ月程度かかっていたのと、特約によっては保険金の申請順序に注意が必要だなとわかったのでご紹介します。
前提条件
がんつげはニッセイみらいのカタチ三大疾病保障保険というものに加入しています。以下2点の特約がついています。
- 三大疾病罹患後は以降の保険金支払いを免除
- リビング・ニーズ特約(余命半年以下の診断を受けた場合対象の保険金を一括で支払う)
保険金申請の手続自体は保険会社によっても大差はないと思いますが、細かい点については保険会社にお尋ねください。
また、補償内容も年々変わっているみたいなので本記事はあくまで参考ということでよろしくお願いします。
最近の保険は入院1日目から保険金が支払われるものが多いですが、古い保険だと入院2週間以上から保険金支払いとなるものもあります。
保険金の申請手順
保険屋さんに
保険金くださいな
と言ってすぐ振り込まれたら楽なんですが、お金の世界はそんなに簡単なものでもないため色々と手順が必要です。
申請用紙の入手
以前保険屋さんに連絡した際には診断書が必要だという話がありましたが、実際には以下の書類が必要になります。
いずれも保険屋さんに請求したら手配してくれます。がんつげの場合は遠方の実家で契約している関係もあって、請求してから手元に届くまでに郵送で3日ほどかかりました。
- 請求書
- 診断書
請求書は、保険会社への請求内容を明確にするための書類です。見た感じ保険金(がんに罹患した)や一時金(入院した)などをはっきりさせる必要がある模様です。
診断書は保険会社用意のフォーマットを使用します。
いつがんと診断したのか、生検で確定しているか、入院はしたのか、手術はしたのか、放射線治療はしたのか、etc.などの項目があります。
上記を記入して保険屋さんへ提出することになります。
リビング・ニーズ特約の申請書
リビング・ニーズ特約(余命半年以下と診断された場合の特約)に基づく請求をする場合は上記とは別の独立した申請書を記入する必要があります。
こちらも保険屋さんに請求して入手することができます。
診断書作成の依頼
診断書を自分で記入することはできないので、お医者さんに記入を依頼する必要があります。
診察のときに頼めばいいのかな?
と思うかもしれませんが、実際には病院に診断書作成用の窓口があるのでそちらで依頼します。
国立がん研究センターの場合は申請用紙がちゃんと用意されているので、その用紙に従って記入してほしい内容(がん診断自体や入院期間など)を申告します。
病院側でも調べてくれますが、事前に以下の情報は用意しておいたほうが良いですね。必要な情報は保険がカバーしている範囲によって変わってきます。
- 初診日
- 主治医
- 入院期間(複数ある場合はそれぞれの開始日と終了日)
- 放射線治療の期間(開始日~終了日)
- 手術有無
それなりに費用がかかる
病院によって価格は異なると思いますが、診断用紙持ち込みの場合はだいたい1通につき1万円程度費用がかかります。
国立がん研究センターの場合は担当の部署が異なると診断書作成費用も別途請求されるとのことなのでこの点は認識していたほうがいいですね。
がんつげの場合入院が2回有ったのですが、初回が外科、2回目が内科でした。そのため2通分ということで診断書作成費用が2万円かかりました。
受け取りは郵送も可能
病院によって対応が異なるようですが、国立がん研究センターの場合は郵送で自宅に送ってくれます。
配達費用は診断書作成費用に含まれていました。
診察時に受け取ることもできるようです。
まあまあ時間がかかる
通常でも2週間程度かかるようですが、場合によっては1ヶ月くらいかかるみたいです。
がんつげの場合は1ヶ月かかりました。どうも外科で止まっていたみたいです。お忙しいようで。
保険金の申請
診断書を受け取ったら、請求書と合わせて保険屋さんに郵送して申請完了です。指定の銀行に保険金が振り込まれるのを待ちましょう。
コロナ禍のため、保険金支払に時間がかかっている、とのことだったので、
余命宣告されているんで死んじゃう前には支払い頼みますよ
と言ったら1週間位で振り込まれました。これが早いか遅いかはちょっと分かりません。
保険金支払い免除の特約がある場合は、がんの診断が下った月から保険金の支払いが不要になり、既に支払い済みの場合は払い戻しがあります。
リビング・ニーズの場合は保険屋さんに直接渡す
リビング・ニーズの請求も行ったのですが、その場合はなぜか郵送ではなく保険屋さんに直接渡す方式でした。
色々と説明があるので直接会ってお受け取りします。
ちょっと面倒くせえなと思いましたが、実際お会いしたところ支払金額の総額についてや、支払い後にも残る補償のお話など色々と教えてくれました。
余談ですが、三大疾病に罹患したら1年毎に年金が出る保険でしたが、そちらはまだ生きているとのことだったので、長生きしたらお金がもらえる事になったので頑張って生きようと思いました。
申請時の注意点
リビング・ニーズの申請をする場合の注意点ですが、保険金支払い免除の特約をつけている場合は先に保険金の請求をする方が良いです。
通常は半年分の保険料支払いが発生する
余命半年と診断されたのでリビング・ニーズの申請をしますと宣言したのですが、
支払われるはずだった6ヶ月分の保険料とその利子分が差し引かれますのでご了承くださいね。
保険金支払い免除の特約があるんでそもそも保険料払う必要ないんですよ。それ、支払う必要あるんですか?
・・・。
・・・調べます。
という感じでちょっと混乱がありました。リビング・ニーズ請求なんてそんなに頻繁に発生しないだろうしちょっと慣れてなかった感じですね。
後々配布された書面にも同じことが記載れていたので、基本的には半年分の保険金支払いが発生するようです。
先に保険金支払い免除の特約を発生させると良い
というわけで調べてもらった結果、先に保険金を請求して保険金支払い免除の特約を発生させておけば半年分の保険金支払いは無くていいです、ということになりました。(ただし利息分は引かれる)
今回だけの対応、という感じでもなかったので多分正攻法だと思います。
ちゃんと把握してチェックして主張することが大事
これから何百万円の保険金が払われるのにこんなこと気にしなくても良くない?
と思う方もいるかもしれませんが、私の場合は月々1万円強の支払いで、半年分となると10万円近くになるので結構な金額です。海外旅行いけちゃいます。
貰える額に比べると少ない額かもしれませんが、10万円は10万円です。
病気になってショッキングな状態かもしれませんが、自分で保険の内容を把握することと疑問が有れば主張することで無駄な出費を削減できるので注意したいところです。
まとめ
保険金の申請についてご紹介しました。
言われるがままに手続きすると10万円くらい取り分が減るところでしたが事前にチェックしておいて難を逃れることができました。どんなときでも自己チェックは大事ですね。
さしあたってしばらくは生活に困らない程度の保険金を受け取りましたが、そもそも使い切る前に死ンじゃうかもしれないしどうしたものか。
何か高いものでも買おうと思って色々探してみたんですが、買い物って難しいですね。今まで培ってきた生活習慣が思いとどまらせてくるので何も買えず。分不相応なお金は身に余ります。
とりあえずやりたいことやりましょうということで海外旅行でも行こうと思います。コロナ禍開けかけてて良かった。
でわでわ。ごきげんよう!
コメント